東日本チャレンジカップ選手権シリーズ 第1戦レースレポート

 

東日本チャレンジカップ選手権シリーズ 第1戦

開催場所 栃木県:ツインリンクもてぎ

開催日時 317日 レース周回数10周 参加台数17台 出走台数16台 

レースコンディション 天候:晴れ 気温8℃ 路面温度16

レース結果 予選7位 決勝4位 

ベストタイム 予選2’01.996 決勝2’02.058

 
 2007年シーズンがいよいよ開幕となりました!

今年も1年間宜しくお願い致します。

 今シーズンはチーム体制、マシンともに新しいものになりゼロからのスタートとなりました。限られた資金、時間の中でマシンのデリバリーが遅い等の問題がありましたが、なんとかレースに出られる状態まで漕ぎ着けることができました。その中で、スタートとしては良い出だしが切れたものと思います。

 

予選

 予選時の気温がこの日では一番高く、太陽が当たり路面温度も上がりタイムアタックには良いコンディションでした。 

前日にシェイクダウンが終わったばかりのマシンで、データも無くセッティングに戸惑いましたが、様々な方のアドバイスを聞きながら、なんとか乗りやすいマシンに仕上げることが出来ました。今回はとにかくエンジンブレーキに悩まされ、絶えずスネーキングやホッピングに悪戦苦闘していましたが、予選の直前のスポーツ走行でそれらをコントロールできるレベルにすることが出来ました。その為、直前の特別スポーツ走行では、2’03.568がベストタイムでしたが、本来の走りをすることが出来、単独でのタイムアタックをしました。すると、今年初の2分1秒台にタイムを入れ、7番グリットを獲得することができました。7番グリットは3列目の一番左側に為、スタート時には前に出やすいグリットなので、まずまずといった感じでした。

 

決勝

 決勝は薄曇が広がり、予選の頃よりも路面温度が下がり、寒さが増していました。

 決勝では、混戦になることを予想して、Fサスを若干固めにセットして、ハードブレーキングに対応するセッティングにしました。なにがなんでも早い人に付いて、タイムアップを目指す目的もありました。

そして、じっとしていると震えてしまうような寒さの中、レースがスタートしました。スタートでは、グリットの有利を活かして2台をパスして1コーナーに進入しましたが、ラインを塞がれ、後方の2台に抜かれてオープニングラップは7位のままで終えました。しかし、タイヤが温まった2周目からは前の2台を猛然とプッシュし、1台ずつブレーキングでかわし5位に上がりました。この時、4位の選手とは若干の差が開いてしまっていましたが、予選時のタイムに迫る勢いで追いかけ、差が少し詰まったのですが後半ミスをしてしまい、その後は序々に差が開いてしまいました。その後は単独走行でタイムアップを目指して走行しましたが、思うように走れず体力も無くなり自己ベスト更新には至りませんでした。

順位は、ファイナルラップでトップの選手が転倒した為、4位でのチェッカーとなりました。レースに『たら』、『れば』はありませんが、あと一歩で表彰台に登れたことを考えると、とても悔しい気持ちになりました。

 

まとめ

 今回のレースは全日本前の大事なテストを兼ねたレースということで、マシンのシェイクダウン、セッティングと僕自身のレースの感覚を取り戻す意味では、とても大きな収穫があったと思います。今シーズンは冬場にミニバイク等で精力的にトレーニングをしてきましたので、ライダーの僕自身のコンディションは順調に来ています。更に全日本に向けてマシンのセッティングを進め、予選突破を必ず出来るように頑張ります!そしてポイントゲットを目指します!!
八幡屋礒五郎
faith
TSボディー
信越電建(株)
   
inserted by FC2 system