東日本チャレンジカップ選手権シリーズ 第2戦

 

 

東日本チャレンジカップ選手権シリーズ 第2

開催場所 茨城県:筑波サーキット

開催日時 48日 レース周回数20周 参加台数25台 出走台数23台 

レースコンディション 天候:晴れ 気温20℃ 路面温度35

レース結果 予選11位 決勝8位 

ベストタイム 予選1’01.200 決勝1’01.098

 
 全日本選手権もてぎ大会の翌週のレースということで、転倒のダメージを修復し切れずに筑波サーキット入りをしました。現地での部品交換、整備作業ということで充分な練習走行は出来ませんでした。更に、フロントフォークを新品に交換した為に、サスペンションの慣らし作業も同時に行い、ぶっつけ本番のレースとなりました。

 しかし、フロントフォークを新品に交換したことで、前回の全日本もてぎ大会で抱えていたフロントの問題が無くなり、マシンの挙動が把握しやすくなり、旋回性も向上したことから、本番で実力を出し切ることだけに専念しました。

 

予選

 昨夜に雨が降り少しウェットパッチが残っていましたが、レコードライン上は完全にドライになっていました。気温も約17℃と路面温度も上がり、まずまずのコンディションでした。走りこんだ筑波のイメージを何度も思い出し、コースインをしました。走り出しはとてもスムーズで新しいフロントフォークの感じも良く、すぐにタイムアタックを開始しました。そして、まもなく5周目に1’01.200のタイムが出たので、ピットインしフロントフォークの残ストロークを確認、ほぼ狙っていた値に近かった為に微調整だけをして、再びコースインしました。フロントフォークのいい手応えを感じながら、タイムアタックを試みましたが予選時間が15分と、とても短く、更にペースの遅いマシンに引っ掛かってしまい5周目に記録したタイムを上回ることは出来ませんでした。

 

決勝

 迎えた決勝は更に気温が上がりレースをするには最高のコンディションとなりました。決勝前にリアタイヤを新品と交換し、フロントのブレーキパッドも新品と交換しました。

 11番グリットからのスタートで、3列目の真ん中からのスタートになりました。サイティングラップを終え、レッドシグナルが点灯し、消灯と同時にスタートを切りました。タイミングは良かったのですがフロントを少し浮かせてしまい、シフトアップのタイミングが僅かに遅れてしまいました。その結果両サイドのマシンに挟まれて筑波の狭い1コーナーに進入し、12位に後退してしまいました。そして大混戦の中オープニングラップを無事に終え、8位争い4台の集団の最後尾に着きました。前の1台を猛然とプッシュして5周目に交わし、前の2台の追撃体制に入りました。序々に差を詰めることができたのですが、ここで問題が発生しました。決勝前にブレーキパッドを交換した為にブレーキの握り代が変わり、予想よりも早く腕が上がってしまいました。その為、前の2台とは少しずつ離されて単独11位の走行となりました。そんな中、上位陣の中で3台転倒があり8位に順位が繰り上がりました。しかし、右腕は完全に上がってしまい15周目当たりから悲鳴を上げ始めました。ブレーキレバーを握る感覚が無くなってきて、アクセルも思うように開けられなくなっていました。後ろのマシンとの距離を確認し、歯を食いしばってなんとかペースダウンを最小限に抑え、8位をキープしたままフィニッシュすることが出来ました。

 

まとめ

 今回は時間の無い中で、まずまずの成果を出す事が出来たと思います。また今回パッド交換のミスをしてしまいましたが、結果的には自分の限界に挑戦することが出来ていい機会だったと思います。本番の全日本ではこれらのミスを無くすように、チーム内でミーティングを開き、次戦の全日本筑波大会では万全の状態で望めるように、準備を進めて行きます。ホームコースでの全日本で開幕戦をやり直すつもりで、気合を入れ直し、新たなスタートを切りたいと思いますのでご声援宜しくお願い致します。

八幡屋礒五郎
faith
TSボディー
信越電建(株)
   
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