全日本ロードレース選手権シリーズ第3戦 筑波

                                 

 

全日本ロードレース選手権シリーズ 第3戦 ST600クラス

開催場所 茨城県:筑波サーキット

開催日時 512(予選) 参加台数50台 予選通過台数36

513(決勝) レース周回数30

観客動員数 512()2,300名 513()14,500名 合計16,800名  

予選コンディション 天候:晴れ 気温30.3℃ 路面温度41.7

予選結果 予選43位 予選落ち 

ベストタイム 予選 1'01.098

 

 全日本筑波大会にご声援いただきありがとうございました。ST600クラス2戦目の全日本大会で、しかもホームコースの筑波ということで、前回の反省を活かしチーム内ミーティングを開き、準備万態、気合充分で臨んだ今大会でしたが… 
 

特別スポーツ走行、ART合同走行

 金曜日が天気は良かったのですが、風が強く特に最終コーナーの進入では振られてしまうぐらいの強風が吹いていました。今大会前に3回程走行の機会があったのですが、天気に祟られてしまいドライコンディションでの走り込み&マシンセットアップが出来ていないままレースを迎えました。

そこで、ドライコンディションでの様々なセットアップトライをしてみましたが、うまく行かず走り慣れた筑波だけに、ベストと思えるマシンに持って行く事は困難を極めました。強風も邪魔をし、更にはホームでの開催ということも有りうまく行かないセットアップに焦り、気負い過ぎたせいか、本来のライディングのリズムも崩れ、リズムを取り戻せないまま、この日は最終的に自己ベストの1秒落ちで、44位という結果に終わってしまいました。 

 

予選

 予選当日は昨日より吹き荒れた強風は無くなり、穏やかな晴れ間が広がる絶好のコンディションとなりました。今回の予選時間は午前930分から20分、午後145分から15分というセッションになっていました。気温が上がり過ぎると、タイムアタックには不向きな為、午前中のうちになんとか狙ったタイムを出さないと、予選通過は難しいと思い、昨日からのセッティングを少し変えて、渾身のタイムアタックをしました。しかし、リズム良く走れません。更に焦る気持ちと、疲れからか腕も直ぐに上がってしまい、本来の走りが出来ないまま午前中の予選は終了しました。

残された時間はあと15分、これが最後ということで、いちかばちかで、セオリーではない方向にセッティングを変更、最後の望みを賭け午後の予選に臨みました。すると、だんだんとリズムを取り戻し、マシンも思ったように走らせることが出来るようになってきました。体の力も抜け、更に開き直ったせいか、リラックスしていい感じで走れるようになりましたが、15分という時間だけでは足りず、43位で予選落ちとなってしまいました。

 

まとめ

 今回も全日本の厳しさを痛感するレースとなりました。気合を入れ過ぎて空回りしてしまったレースでした。得意の筑波でしたが、事前にドライで殆んど走り込みが出来なかった事、今年はスポンサー獲得や、応援に来てくれる人が増えたプレッシャーや、体調管理等ライダーは様々なことに対応していかなければならない難しさを、改めて感じました。去年よりも確実にいいチーム体制で今年は活動出来ているだけに、本当に悔しい結果となりました。 

 しかし、反省は充分しました。そろそろ結果に結びつけていかなければいけない時期だと思います。2週間後のオートポリスを控え、第1戦、第3戦の反省を活かし、気合を入れ、でも空回りしないように、臨みたいと思います。オートポリスは全く走ったことはありません。初めてのコ−スで、いきなり良い結果が出せる程、全日本は甘くないと分かっています。ですから、初心に戻り、一からレースをしてみるつもりで、気分一新、頑張りたいと思いますので、ご声援宜しくお願い致します。

八幡屋礒五郎
faith
TSボディー
信越電建(株)
   
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