全日本ロードレース選手権シリーズ第4戦 九州大会

 

 

全日本ロードレース選手権シリーズ 第4戦 ST600クラス

開催場所 大分県:オートポリス

開催日時 526(予選) 参加台数48台 予選通過台数40

527(決勝) レース周回数16

観客動員数 526()6,380名 527()28,990名 合計35,370名  

予選コンディション 天候:晴れ 気温25.1℃ 路面温度42.0

予選結果 予選42位 予選落ち 

ベストタイム 予選 2'03.181

 

 今年から全日本フルエントリーということで、九州大会に行ってきました。九州は、大分県の

オートポリスサーキットまで、約片道1200Km、約16時間の長い道のりをかけて、水曜の夜に出発し木曜の夕方に到着しました。今回は余裕を持った移動をし、疲労も最小限に抑えることが出来、一戦ずつ経験するごとに、マシンもチーム体制も安定して来ており、準備万端でオートポリス入りすることが出来ました。そして、気合充分で臨めた九州大会でした。 
 

25()ART合同走行

このART合同走行の2本、合計80分でコースを覚え、マシンのセットアップを行い、予選へ向けて、作戦を立てる予定でしたが、台風の様な悪天候と深い霧の為、この日は全ての走行が中止になってしまいました。この様なことは、とても珍しいということでしたが、天気だけはどうすることもできません。コースを覚えるにも、コースを歩くことすら出来ず、ただ辛抱するだけの一日になってしましたが、それでもと思い同じミシュランユーザーのST600ライダーにコース攻略の仕方等を教わり、少しでもコースをイメージすることだけは出来ました。 

 

26()予選

前日の合同走行が中止になった為、急遽特別スポーツ走行の時間が各クラス15分設けられました。15分ということは約6周できる計算です。この6周の間にとにかくコースを覚えることと、マシンの足回りをチェックすることだけに専念しました。しかしそこは、全日本を開催されるコースの中でも、特にウップダウンが激しく、ほとんどがブラインドコーナーという日本離れしたサーキットだけに、コースを覚えるのが精一杯になってしまいました。

そして、迎えた予選は40分が一回だけです。今までは、予選が2回有り、予選の間のインターバルも長かったので、一回目の反省を生かせる時間もあったのですが、今回はそれがありません。まさに一発勝負です。コースイン直後はとにかく誰かに付いて引っ張ってもらおうと思いましたが、すでに予選の為みんな全開のタイムアタックです。コース覚えたてで、マシンが決まっていない僕には、誰にも付いて行くことが出来ませんでした。それでも、抜かれて行くライダーのラインをどうにか真似て、序々にリズムを掴みとることが出来てきました。

そして、残り20分の時点でピットインし、リアタイヤを新品に交換して残り15分、最後のタイムアタックです。もう残された時間はあと僅か、とにかく攻めました。すると段々とリズムがとれるようになり、タイムも一気に縮まって、『ヨーシ!乗れて来たぞ!』というところで、無念にも予選終了のチェッカーが振られてしまいました。

 

まとめ

 移動距離2400Km、移動時間32時間を掛けて、行ったオートポリスは19周走っただけで、終わってしまいました。あともう少し走れていたらと思ってしまいますが、これもレースです。来年の為のデータは取る事が出来ました。そして、何より行ったことに意味があると思います。こういう経験全てが今後の活動に、大いに役立つだろうと思います。

 今年は未だに決勝レースに進むことができませんが、着実に前進しています。応援していただいける皆さんのご期待に添えず、僕自身も歯痒いレースが続いていますが、絶対に諦めず今後も邁進して行きたいと思いますので、宜しくお願い致します。 

 次戦は3ヶ月のインターバルが空いて、825日、26日の東北大会、スポーツランドSUGOです。このコースは好きなコースなので、決勝へ向けて、練習に励みたいと思います。
八幡屋礒五郎
faith
TSボディー
信越電建(株)
   
inserted by FC2 system