大腸癌闘病記 4ページ 本文へジャンプ

2005.712 初 外来抗癌剤投与(3回目)
 今回から外来で抗癌剤の点滴。10時に病院へ向かい受付後直ぐに採血。30分位して先生に呼ばれて診察室へ。
「白血球数問題無いから予定通り治療しますね。何か変わった事とか困った事とかあります?」と言われ、ドキドキしつつ「前に言っていたPMC療法の事なんですけど・・県内でやってるところあれば行きたいんですが・・」とネットで調べたページの印刷を先生に渡す。「ふぅ〜む」と言いつつ先生ぺらぺらと読み「ま、じっくり読んでおきます。とりあえず、今の治療1クール終わるまでには、これからの治療方針を決めましょうね。」との事。
 ほっ(´0`)先生が機嫌悪くなったりしなくて良かった・・
 この日も2時間くらいで点滴終了、夕方から胃がムカムカ、チクチク食欲は無いけど食べ始めれば普通に食べれる。旦那が心配してバイトを休んで夕飯用意してくれました。(バイクのために、昼の仕事が終わった後、夜は違うとこでバイトしてるんです)
 ありがちょぅ(T▽T)

2005.7.19 4回目
 今日も血液検査問題無し。
 診察室に行くと先生が
「この間の読んでね、あれ(PMC療法)やってるの三重大学医学部附属病院ぐらいしかないみたいだね。
 でも、抗癌剤の製薬会社に問い合わせてみたらね、やった事は無いけど理論的にはできるから、ここでやりたいって希望があれば、やってもいいですよ。」
 まじっすか?!先生いい人ヾ(〃^∇^)ノ
「でも、私は化学療法については専門じゃないし、今週末に医師の集まりがあるから情報集めておきますね。」って。
 先生がちゃんと話のできる人で良かったです 感(┳∧┳)動
「今回の手術でもしかしたら、全部取りきれててこれで治療は終わりかもしれません。でも、転移があったんですからがん細胞は全身を回ってると考えた方が良いと思います。厳しい状況ですけど頑張ってくださいね」
って、ええ、もちろん頑張りますよ!
 この日も無事点滴終了。看護士さんに次回から午後に治療でも良いか聞いてみると
「午後でもできるけど、何かあったの?」って
「いえ・・午後にやれば一番調子悪いときが寝てからだから、そっちの方が楽かなぁ・・て」
「そういうことなら次回から午後にしましょうか」決定〜
やっぱり夕方からムカムカ・・・
しかし、この具合悪さ、何にも例えられない抗癌剤特有の具合悪さです(ノ_-;)ハア…でも、これも3日もすれば治まるから我慢我慢

2005.8.9 6回目 1クール終了!
 5回目は問題なく終了。本日でとりあえず1クールの終了!
 診察室に行くと先生が
「市内の病院でね、PMC療法ではないんだけど同じようにポートを使用して抗癌剤治療してる先生が居るんだけど、どうしますか?」って
もちろん「行きます!」
「今回で1クール終わりだから、いつ行きます?診察担当が水曜だから早ければ明日だけど・・」
「明日行きます!!」
「わかりました、紹介状用意しますね」
おおーーそんな近くで見つかるなんて嬉しいな。o@(^-^)@o。
次の先生も良い人だといいなー(=´▽`=)
I胃腸外科さんお世話になりましたm(_ _)mアットホームでとても良い病院でした。心無い病院で辛い思いをする人もいる中、最初の病院が良いところで良かったです。

2005.8.10 初 総合病院
初めて行く総合病院・・パソコンで地図をプリントアウトして地図を片手に運転・・あぶねーよヾ(。`Д´。)ノ彡
って声が聞こえそうでした・・
それでも無事予約時間前に到着。予約は11:30でしたが「初診の方は9時にお越し下さい」との事で9時到着
にしても家から車で約40分・・今まで徒歩2分だっただけに
遠い・・・( ̄∩ ̄#
総合病院は見た目もきれいだなあと思ってましたが、中はもっときれいでした。人のお見舞いで何件か病院行きましたが今までの中で一番きれい。明るいし。
まず、受付に紹介状を出して診察券の作製。「外科に診察券出してお待ち下さい」って事で今度は外科へ
さずが総合病院、待合室は人人人・・・解り易い造りだったので場所は直ぐ解りましたが、こんなに人が居て私の診察は何時になるんだろう、と思っていたら案の定・・・
11:30はあっという間に過ぎ・・12:00・・・13:00・・・
結局呼ばれたのは13:30でした。何時呼ばれるかわからないからご飯も食べに行けず持ってきた本も読み終わりそうになり、何で9時に来なきゃならんかったのか全く解りませんでしたよヾ(*`Д´*)ノ"彡☆
これで先生が嫌な人だったら最悪じゃあ・・と思ってました
中待合へ呼ばれ診察室のまん前で待っていると。ようやく私の番(VーV)
おそるおそる中へ入ると
「こんにちは、お待たせしましたね」
そこには笑顔のラーメン大好き小池さんすっすみません第一印象です(^▽^;)
ちなみにこんなキャラです
伸びてしまったパンチパーマのような頭・・メガネこそかけていませんが小池さんです・・
でも、小池さんと違ってとてもにこやかで優しそうな先生、良かった(〃^▽^〃)
(ここでは以降小池先生と呼ばせてもらいます。もちろん本人には言ってませんよ)
「紹介状読みました、昨日M先生から電話でも伺いましたけど、手術で目に見えている癌は一応全部取れているという前提で、これからは目に見えない転移の治療と、転移予防の為の治療をしていくと言う事でいいですか?」
はい、もちろんその通りです
「治療は化学療法・・抗癌剤を組み合わせて行くんですが、今の所大腸癌に有効なのが
『5FU+オキサリプラチン+アイソボリン』か『5FU+トポテシン+アイソボリン』のどちらかなんですが・・」って
「オキサリプラチン使えるんですか!?」
「はい」
マジでっヾ(☆o☆):
オキサリプラチンは2005年の4月から日本で認証されたばかりで、それまで私がやってきた『5F+アイソボリン』が効く確立は2〜3割と言われていましたが、オキサリプラチンは5割と高くなってるのです。
それが、まさかこんな田舎の病院で使えるとは思って居なかったので
これぞ嬉しい誤算♪( ̄▽+ ̄*)
「PMC療法がしたいって聞きましたけど・・・」
「いえ、オキサリプラチンでお願いします!」
その後抗癌剤の投与方法や副作用について詳しい説明を受け
(簡単に説明しますと、右鎖骨の下の皮下にポートと言う器具を埋め込み、インフューザーポンプを使って48時間抗癌剤を持続的に投与する、というものでポートインフューザーポンプを使う事によって在宅でも行えると言う画期的なものだったんです)
「まず、最初はポート埋め込まないといけないので簡単な手術ですね。あと初めての薬ですから様子見るためにも、最初は入院してもらいますね。よさそうなら通院の方向で・・」
「はい、できれば外来でやって行きたいです」入院はもういいです(T_T)

 
 
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